今朝
尊敬する介護業界の師匠の訃報がありました。
出会いから15年。
私が高齢者施設で事務員として勤務し鬱になった時から
ずっと心の支えになってくださった方。
介護のすばらしさを教えてくれた方でした。
間接的ではありますが
この方との出会いがあったから
今の師匠のマツダミヒロさんとも出会えています。
そして今の私がいます。
小さな田舎町で
介護現場の仕事に思い悩みメンタル不全になった時に
いち早く電話を下さり、
そして、日本の介護現場を牽引している
志のある仲間を紹介してただき
今もなお
心温まる交流をさせていただいております。
つい先日も
東京でその仲間先輩たちと集ったばかりです。
病が発覚してから
「5年生存率が過ぎたぞー」
と言っていたのが昨年。
「あと5年お願いしま~す」と私が言うと、
「それは無理だな」
と言っていました。
お寺の住職もされている彼。
昨年はそのお寺での報恩講に
参加させていただきました。
家族ぐるみで良くしてくださっております。
会える時は会っておきたい。
そう思っておりましたので
行ってよかったと思っております。
「4月には札幌でセミナーをやるから遊んでやってくれ」
と連絡をいただき
私の手帳にも書き記してあります。
それが叶うことがなくなりました。
丁度昨日は
私が平成16年に彼に書いた手紙を読み、
入院された彼へ伝筆メッセージ集を作っていたのでした。
いつか。。。と予感していたのですが
満月のエネルギーがまだあるうちに
天に戻られました。
私は数年前から死を恐れることはなくなりました。
肉体がなくなるだけだから。
けれど大切に思う人の死は
やはり悲しいものです。
お顔を見ることができなくなる
お話ができなくなることは
寂しい。
今日はひとり
温泉の露天風呂で
空を見上げて彼とのことを考えておりました。
感謝しかありません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
今度は空の上でお会いできますように。。。
感謝合掌