私は介護業界の法人に所属していた10年以上前、
組織をまとめることにずいぶん悩み苦しんでいました。
スタッフ一人一人の悩みを傾聴し勇気づけることはしておりましたが
チーム力を高めることはできなかった。。。
その理由は今であればわかります。
・法人の理念がスタッフの中の自分事になっていなかったこと。
・組織がスタッフに求める貢献を提示していなかったこと。
・スタッフ一人一人の才能を口にしてフィードバックしてあげていなかったこと。
・スタッフの理想の人生をヒアリングしていなかったこと。
・スタッフ同士の想いを共有できる場をづくりができていなかったこと
などです。
当時は、職員のマネジメントをする以前に
トップが3~4年ごとに入れ替わり
理念はありきたりで深みがなく意識統一ができないことが一番の問題だととらえていました。
ですが様々な学びを経て
私の同僚やスタッフへの関わり方、上司への関わり方も大切だということを知りました。
利用者様のためにと思うが
教えることだけではチームはまとまらない。
そんな壁にぶち当たり、
20歳の若いスタッフから
「谷本さんの言っていることは正しいと思いますが誰がついていっていますか?」
と問われ心臓が止まるような思いをしました。
その時に
「正しい」=「信頼」へ別物だと気が付きました。
当時の私は、自分の考えをティーチングによって理解してもらおうと必死でした。
私のことを信頼してついてきてくれるスタッフはおりましたが
そのリーダー格のスタッフは人間関係に疲弊し次々と離職していきました。
そして私も最後に抑うつ状態になり休職・・・・
あの頃は、
小さな組織の中だけで解決策を考え、外部に相談できる人がいませんでした。
鬱時代に一人のスーパーバイザーと出逢い、
彼が「そんな田舎にいるからだ」と手を差し伸べてくれました。
北海道の端っこから東京や名古屋などの先進地施設で働く
志のある仲間たちと出会うことで自分が間違っていなかったことに気づき
自信と勇気をもらうことができました。
それから人生が変わりはじめティーチング以外の方法と
自分と周りが共にHAPPYになる循環法則があることを知り
実践しました。
もっと早くにこのマインドと方法を知っていれば・・・
スタッフへの関わり方が変わっていただろうと思うし
鬱にはなっていなかったかもしれない。。。
だから私は
人間関係で疲弊している介護職にこのマインドと方法を伝えたいと思い
ケアマネ業を手離し講師業の道に進みました。
そして、2017年の12月に「愛される介護リーダーの教科書」を出版。
読者からは
「こんな本初めてです」
「経営者にも読んで欲しい」
という声をいただいております。
今回はこの「愛される介護リーダーの教科書」の内容を
ギュッと詰め込んだすぐに実践できるエッセンス講座です。
【講座内容】
・愛される介護リーダーとは?
・ねぎらい&ほめ上手のススメ
・問題解決思考法
・価値観はひとそれぞれ
・しあわせの循環法則
・出逢いに感謝
私が行うリーダー育成講座は、
生まれてきたときから誰もが持っている
あなたの「愛」と「才能」に気付き、その具体的な活用の仕方がわかります。
自己肯定を高め自信をもって自分の想いを伝えられるようになり
スタッフから応援されるリーダーへと変わっていきます。
「できる」「できない」はあとからの問題。
まずは「やってみよう!」から始められるあなたに生まれ変わります。
そんな体験ができる2時間の能動型のエッセンス講座です。
メンタルヘルスにも効果がありますので
ぜひスタッフ育成の職員研修にお使いください。
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