ダブルケアってご存知ですか?
ダブルケアとは、子育てと介護が同時に行われていることを指す言葉です。
この言葉は横浜国立大学の相馬直子先生と英国ブリストル大学の山下順子先生によって作られました。
※介護と言っても直接的な介護だけでなく愚痴を聞くなどの精神的なケアや経済的援助、ケアマネージャーとの連絡等、広い意味での介護を含みます。
私は元ケアマネジャー。
子育てと介護を同時に行っている方で思い出すのは
40代半ばの末期がん患者さんで稼ぎ頭のお父さん。
当然お子様も小さい。
ご主人さまが病気で働けなくなってしまったので
奥様が働きに出ておりました。
医療費が膨大にかかっていたと思います。
要介護者がまだ高齢ではないのでとても切ない支援でした。
お亡くなりになったあとも私の支援が奥様にとって良かったのどうか?
不安でしたので勇気を出して奥様にお聞きしたことを覚えています。
奥様が一番憤りを感じていたことは
区役所の保健福祉課の対応でした。
主治医からは末期がんだとは聞いていなかったそうですが
保健福祉課担当者は窓口で大きな声で「末期がん」と口にしたそうです。
おそらく、デリカシーのない対応だったのでしょうね。
ちょっとした言葉のやり取りでもナーバスになっている
人の心を傷つけてしまうのです。
関りは丁寧にすることが大切です。
私がダブルケアの切実な実態を知ったのは
野嶋成美さんとの出会いによります。
先日野嶋さんが主催するダブルケアお茶会に参加させていただきました。
ご主人の単身赴任中にご両親を介護しながら子育てをしていた過酷な体験を
お聞きして、実はダブルケアを気丈にされている方がたくさんいるのだろうと
想像できました。
野嶋さんと私の共通の意見は
決して介護を一人で頑張り過ぎないこと!
どんどんケアマネさんに相談して
介護サービスや施設を利用してほしい。
実際に介護をしていない親戚にかぎって
「施設に入所させるなんて!」と口出しすることが多いのも
現状をとしてはまだまだあります。
夫婦であっても
親であっても
人生最期まで愛情をもって笑顔で接することができるような
環境をつくることは虐待防止の一つになります。
介護でヘトヘトになって優しく接することができなくなってしまうのは
本末転倒。
介護者の息抜きや楽しみを持っていただける時間を
私は積極的に支援をしておりました。
介護者の罪悪感を取り除くことも
ケアマネとしての大切なお仕事のひとつです。
そして皆様に知っておいていただきたいことは
ケアマネジャーは変えらるということ。
中には面倒臭がりなケアマネや
ずさんな対応のケアマネジャーもいるようです。
(私が知っているケアマネにはおりませんが)
ケアマネジャーに不満を持った時は
我慢ぜすに居宅支援事業所の所長さんに伝えてくださいね。
介護に我慢しすぎは禁物です。
終わりが見えない介護です。
信頼して相談できる環境も大切です。
そんな役割を野嶋さんが担ってくださっておりますよ!
野嶋さんのHPはコチラから
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